車を購入してみて、「車を洗車したいけれどやり方が分からない」、「簡単に洗車を済ませたいけどどうしたらいい?」と悩まれている方もいらっしゃると思います。
私の経験をもとに、車を簡単できれいに洗車するやり方を紹介しますね。
車の洗車のやり方を伝授!簡単できれいに洗車する方法
洗車をするたびに、面倒くさがり屋の私は、「短時間にきれいに効率よく洗車を済ませる方法はないものか」と考えはじめました。
洗車の方法には、機械洗車とセルフ洗車があります。
機械洗車は、洗車機に車を入れて、機械でブラシを回転させて水洗いやワックス(オプション)をかけ、最後に風を吹きかけて、水を吹き飛ばす洗車のことです。
セルフ洗車は、自分の手で洗車をする方法です。
以下に、①洗車前にできること、②セルフ洗車【7つのステップ】、③洗車機を利用の3つについてお話します。
①洗車前にできること
洗車の回数そのものを少なくする方法があると思いました。
面倒くさがり屋の私は、①コーティング、②車の保管場所を車庫にするの2つの方法で、車が汚れにくくしました。
方法1 コーティングする
コーティングは、見た目がピカピカで美しい上に、雨やほこりが付着しにくく、走行中に小石が当たった時もボディーを保護する効果もあります。
ただし、コーティングをしても洗車は必要!
特に、コーティング膜に影響のあるような泥汚れ、鳥の糞、油汚れなどは、見つけ次第すぐに洗車することをおすすめします!
現在ではガラスコーティング系のものが主流!!
コーティングの値段は車の大きさや車種にもよっても変動があるので、数社から見積を取ってみてください。
また、車の表面の状態(新古)によっても処理価格が変わります。
一番良いのは、新車購入時の納車前にコーティング処理を済ませておくこと!
同じコーティングをするなら、新車の方が安く済みます。
面倒くさがり屋の私の場合は、マツダのディーラーで納車前に「1年コーティング」をしてもらい、1年後、大手車用品専門店で、割引キャンペーンを利用して「5年コーティング」を行いました。
「5年コーティング」と言っても1年に1回はコーティング点検をしてもらい、コーティングの状態によってメンテナンスの料金が変わります。
点検は有料なのでよく説明を聞いてから行ってください。
イエローハットのダイヤモンドコーティングをしてみた感想
私の場合は、イエローハットの「ダイヤモンドコーティング」をすることにしました。
2021年2月に、丁度「半額キャンペーン中」で43780円(税込)でした。
この時、アンダーコーティングサービスもついていたので、融雪剤対策として助かりました。
仕上がりは抜群に良く、新車同様の状態になりました。
小傷も以前マツダで1年コーティングをした表面上の傷だったので、すっかりなくなっていました。
イエローハットの「ダイヤモンドコーティング」1年点検の内容
2022年2月の1年後に、点検をしてもらったところ、状態が非常によいので、10%引きクーポンを使い、総額3960円の簡易メンテナンスだけで済みました。
施工内容は、ボディー診断、手洗い洗車、鉄粉除去、専用撥水コートでした。
再び、ピカピカになり大満足でした。
注意:口コミを読むと、店舗によっては、施工技術に差があり、良くないところもあるようです。ネットで口コミの調査をしてみるのも一つの方法です。
コーティングの効果は抜群で、雨が降った後も汚れが流れ落ちていて、本当にピカピカ!
車にワックスをかける方法もありますが、どうしてもワックスの塗りムラや拭きムラがあったり、ワックスの重ね塗りでボディをくすませてしまうことがあります。
ワックスは、費やす時間や労力の割には、持続効果が低く、おすすめしません。
方法2 車の保管場所は、ぜひ車庫で!
洗車そのものの回数を減らすには、車庫に車を保管するのがおすすめ!
車購入当初、街中の青空駐車場に駐車していましたが、日本の天気は変わりやすく、駐車しておくだけでも汚れます。
意外に多いのが鳥の糞の被害が街中の駐車場でもあります。
そこで、自宅の敷地に屋根とそれを支える柱等の簡単な構造物「カーポート」の設置を最初は検討しました。
メリットは、確かに設置も比較的簡単で、役所への申請も必要なく大変経済的です。
デメリットとしては、気候の変化の激しい日本では、梅雨や台風、季節風、降雪などがあり、一年中風雨にさらされる日が多いので、「カーポート」による防塵効果はまったく期待できません。
その点、屋根や壁に囲まれたガレージ(または、駐車専用の建物)に駐車できれば、きれいな状態で車を保つことができ、メリットは、洗車の回数がぐっと減ります。
現在、自宅に大手メーカーのガレージ(スチール製)を設置しています。
デメリットとしては、価格が高い上に、役所に申請も必要!
価格は、広さや電動付シャッターなどの様々な種類があり、ピンキリです。
自分の目的にあったガレージをおすすめします。
私は、ガレージを作って本当に良かったと思いました。
それは、車の見た目だけの問題だけでなく、紫外線や風雨、飛来物、落下物等から、ボディへのダメージや劣化がかなり軽減できていることが分かりました。
②セルフ洗車「7つのステップ」
洗車機による洗車で、洗車キズがついたこともあり、今は、セルフ洗車(自分で行う手洗い洗車)で、車を効率よくきれいに洗車する方法を行っています。
(洗車機の利用についても後程書きますね。)
以下に自宅で簡単な「カーシャンプーを使ったセルフ洗車」の方法を紹介していきます。
なぜカーシャンプーを使うのかと言うと、カーシャンプーを使う1番の目的は「ボディーに洗車キズが付くことを軽減するため」です。
これは、ひげそりをする時にシェービングクリームを使うのと同じ理由です。
クリームの泡があることで、かみそりによる肌へのダメージが軽減します。
ただし、コーティング処理をしている車の洗車の場合は、シャンプーは、コンパウンドが含まれていない、コーティング車専用のシャンプーを使うことをおすすめします。
せっかくコーティングしたのに、間違ったシャンプー剤を使ってしまうと、洗車の度に、コーティング被膜が削れてしまい、コーティング効果が激減してしまいます。
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以下に、セルフ洗車7つのステップ(1道具の準備、2タイヤ・ホイール、3ボディ・ウインド、4洗剤の除去、5ブロワー使用、6拭き上げ、7車内清掃)についてお話します。
step1 必要な道具を準備
手洗い洗車に必要な道具を予めバケツ等にそろえておくと便利!
以下に示す道具は、自宅でセルフ洗車をする場合について書いています。
・スポンジ(ボディ用・ドアガラス用)
・ホイール&タイヤ用のマイクロファイバーグローブ(100円均一ショップ)
・水道
・ホース(シャワー機能つき、車のまわりをぐるっと洗車できる長さ)
・バケツ(100円均一ショップ)
・カーシャンプー(コーティングをしている場合にはそれに合ったもの)
・ボディー用のマイクロファイバークロス(100円均一ショップでも購入可)
・脚立(大きい車の場合)
・拭き上げ用の合成セーム革
・ブロワー(電源100V用)と延長コード
・コードレス掃除機
step2 タイヤ・ホイールから洗う
タイヤやホイールは、泥やオイル、粉塵がつきやすく汚れやすいです。
まずはタイヤとホイールを軽く水で流す。
この時、ブレーキローターやサスペンションにあまり水がかからないような水流で洗い流します。
特に、ブレーキローターはで水濡れにさびやすいのは要注意!
タイヤとホイールを洗う時に使用するアイテム「ホイール専用のマイクロファイバーグローブ」で水を流しながら軽くこすると汚れがきれいに落ちます。
この時シャンプーで油汚れも落としていきますが、タイヤに洗剤の泡が残らないように、シャワーでしっかりすすぎましょう。
洗車中に水がかかる部分のタイヤやホイールの水の拭きとりは、ボデーの方が終わってから最後に行います。
step3 車のボディとウインドを洗う
車は、タイヤ以外は、基本的に上の部分から下に向かって洗っていきます。
その理由は、水の流れと共に泥等の汚れも、上から下に移動するからです。
また、車で一番汚れやすい所は、足回りなどに集中していることもあるので、最後に洗います。
まずは、ウインドをシャンプーとスポンジで洗い、すぐに水で流します。
次に、車の屋根やボンネットを泡のついたスポンジで軽く汚れを浮かして、水で洗い流します。
天候や気温にもよりますが、全ての洗車が終わる前に、ボンネット等が乾燥してしまうような場合、マイクロファイバークロスでふきとります。(ふき取る前にブロワーで水を吹き飛ばしておくと時間短縮になります)
マイクロファイバークロスの表面には。繊維による小さな穴が多数あり、吸水力の他に、汚れをかき出す効果もあります。
非常に柔らかい繊維でできていますが、強くこすり過ぎると傷をつける恐れがあるので注意が必要です。
洗車時の注意点
憧れの黒色の車を購入して、初めて知ったことがあります。
それは、晴れた日や風が強い日の洗車はNG!ということでした。
強風下で洗車すると、作業中にほこりやちりが付着してしまいます。
また、洗車機の水は、地下水を利用していています。
地下水にはミネラルが含まれているし、水道水ですら塩素系の化学物質が含まれています。
晴れた日に洗車後、濡れたまま放置すると、水が蒸発して残留物が水シミや水アカとして付着します。これが中々とれないものなのです。
特に、色の濃い車はそのシミが目立つので要注意!
洗車は、風があまりない曇りの日がベストです。
step4 シャンプー後、泡を残さず水で洗い流す
すすぎ残しがないように、水で洗い流します。
流す際は、強い水流はNGです。
それは、たとえ水流であっても、付着していた泥や砂が、水の勢いでボディーにきずをつけてしまうことがあるからです。
水はシャワーの状態にして優しく洗い流しましょう。
ドアミラーや、フロントグリル、トランク付近にシャンプーの泡が残りやすいので注意!
step5 ブロワーで、水滴を上から下に向かって吹き飛ばす
なるべくこの作業で、水滴を取り去ると、拭き上げが簡単になります。
ドアミラーやドアノブ、給油口のフタや、フロントグリルには、水が溜まりやすい部分。
たまった水が垂れて水アカやシミができるのを防ぎます。
ブロワーはコードレスが便利
step6 水が乾く前に拭き上げを行う
拭き上げ前に車を前後に動かすと効果的に水気を切れます。
拭き上げには「マイクロファイバークロス」や合成セーム革を使います。
ウインドウガラスは、外側らから内側にふきあげ、最後にガラス下方と窓枠の堺のラインの水をふき取るとよいでしょう。
屋根とボンネットは、大き目な合成セーム革で一方方向になでるように、水分をふき取ります。
複雑な形状のフロントグリルの場合は、手袋式のマイクロファイバークロス(100円均一ショップでも購入可)を使うと便利!
ドアを開けて、ドアのまわりや、ドア付近の車体を上から下に向かってふきあげます。
トランクを開けて、トランクのフタの部分、そして、下の部分の水をふき取ります。
step7 車内清掃をする
座席には、ほこりや衣服の繊維、ペットの毛やお菓子の食べかすなども落ちているので、掃除機で吸引しましょう。
車内は狭いので、できればコードレスでハンデイータイプの掃除機がおすすめ!
フロアマットについては、時々、車の外に出して、ほこりをはたいて落としたり、洗浄するとよいでしょう。フロアマットは、大きいのでセルフ洗車場にあるフロアマット専用の機械を利用するのも便利です。
その際、マットの下のフロアにもほこりがたまっているので、掃除機で吸い取りましょう。
今注目のコードレス掃除機はこちら
③洗車機を利用する
ガソリンを入れるついでに、洗車機で洗車すれば、短時間で効率よく洗車ができるのがメリットです。
最近の洗車機は、スポンジのような柔らかい素材を使ったブラシで洗車するので、
「下手な手洗い洗車より車が傷つきにくいですよ」とディーラーの技術者からもアドバイスをいただきました。
しかし、デメリットもあります。
どんな新型の洗車機であってっも、手洗いのようには車の隅々まできれいに洗車はできません。
また、長い目で見ると車のボディーに小さい洗車きずが増えていくことは避けられないことが挙げられます。もちろん、洗車機を使った洗車は、有料です。
私の車の場合、車の側面の部品の一部に、真っ黒い光沢色のプラスチック素材のパネルが使用されています。
そのため洗車機を利用した後、目立つほどの洗車きずをつけてしまった苦い経験がありました。
車の洗車のやり方を伝授!簡単できれいに洗車する方法【まとめ】
きれいに清掃してある車に乗るのは、運転手のみならず同乗者も気持ちがよいものです。
コーティングや洗車機・マイクロファイバークロスやブロワー等、便利な道具を上手に使うと、洗車も楽しく簡単できれいに仕上がります。
車種や大きさによっては、更に別の工夫が必要になることもあると思いますが、上記の方法を参考にしていただけると幸いです。
車内清掃のコツと清掃グッズについても記事を書きましたので良かったらどうぞ。
それでは皆さん、「快適なドライブの時間をお楽しみください!」
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